小藤田漢方薬局

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例えばアトピーなどの皮膚病は漢方薬で治るのか?

視点の違い

ステロイドなどの西洋医学の薬は作用が強いにもかかわらずアトピーはなかなか治りません。 作用の弱い漢方薬で手ごわいアトピーが治るの?と思われるかもしれません。 西洋医学の薬は症状に着目し症状が出なくなるようにします。症状が出なければ楽になり治ったことになります。

漢方薬は作用が弱いのですが体質に着目し体質を変えてアトピーを治そうとします。 体質が悪い方向に偏っているから病気になる。この偏りを是正すれば病気は治る。治療したい病気だけでなく 、偏った体質から生じている他の病気(症状)も期せずして治ってきます。偏りを是正することにより体全体が健康になってきます。
漢方では皮膚病を単なる皮膚病とは捉えず内臓との関連があると考えています。
この視点は一般の西洋医学にはないものです。

問診カードが必要な理由(特に薬局への訪問が難しい方)

体質を是正するにはどうすればよいか。 皮膚側から作用させるのは難しいので、漢方薬を服用する(飲む)ことでそれを行います。
では皮膚に良いと言われる漢方薬なら何でもよいかというとそうではありません。その人の現在の体質に合った漢方薬を選ぶ必要があります。
そのためには体質がどのようなものかを漢方的に把握するため体の状況を知る必要があります。
薬局への訪問が難しい方への問診カード(P3)を設置しているのはそのためです。薬局へ来られる方も予め健康に関する情報を知らせておきたい場合にもご利用ください。

西洋薬治療の経過

西洋薬での治療の現実は、皮膚病例えばアトピー性皮膚炎を例に取ると、西洋医学ではなかなか治りません。 幼少期に発症しその後、大人になっても皮膚科に通院する人は多いのではないでしょうか。

photo皮膚科での治療はプロペトなどの保湿剤、アレロックなどの抗ヒスタミン剤(錠剤)から始まり、 キンダーベート軟膏などの弱めのステロイド剤、リドメックス軟膏などの強めのステロイド軟膏を処方されると思います。それにプロトピック軟膏も使われると思います。 (ページ5のアトピーについて西洋医学の一般的治療を参考にしてください) これらを使用して皮膚がきれいになっても、処方されたお薬はなかなか手放せません。 使用を中止すると再発する場合が多いからです。 そこで継続してステロイドやプロトピックを使用していても少しずつ皮膚が荒れてくるケースがあると思います。 少しずつ薬が効かなくなってくるからです。体の体質が良くない方向に次第に変わっているからと考えられます。

治るという意味

ここで治るという語句について考えてみましょう。 治るという言葉の定義はむずかしいようで、完治・寛解・全治と言う言葉もしかりです。 ガンなど患部を摘出し臓器の一部・全部がなくなった場合、「治ったと言えるのは」ガンが同じ部位で再発しない状態、 他の臓器に転移しない状態で、どうにか日常生活が送れる状態でしょうか。 風邪が治る場合は風症状がなくなりごく普通の生活ができている状態でしょう。

このように「治る」と言う言葉の意味は幅広く使われています。 それに加え、完治・寛解・全治・治るなどの意味には、治った後「飲み薬・塗薬も中止する」 あるいは「飲み薬・塗薬は継続する」などについての条件はないようです。
つまりアトピーの場合、皮膚が健康な時の状態(健康な状態に近い状態も含む)になり 生活に支障がない状態になれば治ったとしているようです。皮膚に色素沈着・ケロイドが残っても アトピーの状態がなければ治ったということです。 この時には「飲み薬・塗薬も中止」しているか否かは関係ありません。
しかし一般的感情としては治った時には「飲み薬・塗薬も中止」し、治療から離れたいと思うのが普通です。 漢方治療では「体質」に重きを置きますので、時間はかかりますが、体質の偏りがなくなれば症状もなくなり、 漢方薬を中止してもリバウンドすることはありません。

漢方薬を使った美容(美容漢方)

美容とは美しい容姿ですね。美しい容姿を持った人と一般的には並みの容姿を持った人を比較しみましょう。 もし、病気を持った以前美しい人と健康状態の良い並の人を比較した場合、どちらに魅力を感じますか。 恐らく健康的な並みの容姿を持った人に魅力を感じるでしょう。 健康状態が悪いと、漢方でいう「水」の流れ、「血」の流れも悪くなり「気」も消耗してきます。 すると、顔手足に浮腫みが生じ、顔色も悪くなり、元気さも無くなります。その状態が本来容姿が良かった人に見受けられたらあまり良い印象にはなりません。 漢方で「水」の流れ「血」の流れを良くすれば顔のの浮腫みは取れ小顔になり血色もよくなり目も輝いて見えるでしょう。 健康であることが容姿の魅力を増します。漢方薬はその手助けをします。

漢方薬でアトピーなどの慢性病が治るまでの目安(期間)

酸素と二酸化炭素のガス交換をする赤血球の寿命は120日(4か月)ぐらいと言われています。 赤血球への漢方薬の良い効果が出てくるのは3か月から4か月かかりますので、 慢性病の場合、皮膚にも良い結果が出てくるのは3か月から4か月ぐらいかかります。 かなり良くなるのは6か月から数年かかっています。 年令の関係でお子さんは発症期間が短い場合が多いため、小学生までのお子さんは成人に比べ早く良くなる傾向があります。

漢方薬の購入方法

薬局へ来られ問診を受け舌の状態から体質を判断してその体質に合った漢方薬を購入されるのが良いと思います。
薬局へのアクセスはページ4の「アクセス・薬局情報」をご覧ください。

ただ遠方の方や時間帯が合わない方はページ3の問診カードに体の状態を記入して漢方薬を申し込んでください。 この時、湿疹の発症個所を示した図、舌の写真(表と裏)をメールに添付して送っていただくとより適切な漢方薬を選ぶことができます。

「ペイント」などを使って下のように発症個所を描いていただくと分かりやすいです。 可能な方は別途メールに添付して送ってください。下の図をタップ(クリック)すると人体図の見本にリンクします。これを利用して発症個所を図示してください。 大まかな描くまでの流れも記載しています。このことはぺージ3の問診カードにも記載しています。
参考図

薬局へのメール:kotouda@nifty.com


費用

point03一日分660円(税込)ですので1か月2万円前後になります。5歳前後の場合は1日分400円(税別)ぐらいです。

初めの注文は15日分ぐらいが良いと思います。15日の服用後に皮膚の状態を見て漢方薬の内容を変更する・しないなどの確認をした方が良いと思われます。
漢方薬はヤマト運輸のコレクト(代金引きかえ)でお送りします。
【送料】九州・中国地方:\660、四国・関西:\770、関東・信越・南東北・北東北:\990、沖縄・北海道:\1650 (送料には代引き手数料・税を含みます)

漢方薬での治療に際しての注意

ステロイドを使用中の場合

ステロイドなどを使用している場合、漢方薬を飲み始めたといって急にステロイドを中止しないでください。3か月から半年をかけて皮膚の改善度合いにより徐々に減量してください。

漢方治療で治ったと感じ漢方薬を中止する場合

漢方薬を中止することによるリバウンドはありませんが、良くなってすぐ中止するのでなく1ヵ月以上はアトピーが出ないことを確認し、 その後も1日分を2日で飲む1日分を3日で飲む期間を経て中止したほうが安定した体質になっていくと思われます。

お休みのお知らせ(表示されていない場合はクリック・タップ)

 
祭日について:
1月8日、2月12日、2月23日、3月20日、4月29日、5月3~6日はお休みです。2月24日(土)、4月30~5月1・2日は営業しています。
定休日は次の行にあります。
定休日:
日曜・祭日(土曜日は営業していますが祭日と重なった場合はお休みさせていただきます)・ お盆(8月13~15日)・年末年始(12月31~1月3日)・11月3日、23日もお休みいたします。