漢方治療の実際

内服
医療用医薬品および薬局製剤において、効能効果で皮膚に関係した記載のあるもの
茵ちん蒿湯 (いんちんこうとう)   十味敗毒湯 (じゅうみはいどくとう)
茵ちん五苓散料  (いんちんごれいさんりょう)   柴胡清肝湯 (さいこせいかんとう
温経湯  (うんけいとう)   消風散 (しょうふうさん
温清飲  (うんせいいん)   清上防風湯 (せいじょうぼうふうとう)
黄連解毒湯 (おうれんげどくとう) 治頭瘡一方 (ぢずそういっぽう)
越婢加朮湯 (えっぴかじゅつとう) 当帰飲子 (とうきいんし)
荊芥連翹湯 (けいがいれんぎょうとう) 六味丸 (ろくみがん)
梔子柏皮湯 (ししはくひとう) 排膿散及湯 (はいのうさんきゅうとう)
黄連阿膠湯 (おうれんあきょうとう) 防已黄耆湯 (ぼうぎおうぎとう)
苦參湯 (くじんとう) 荊防敗毒散 (けいぼうはいどくさん)
三物黄ごん湯 (さんもつおうごんとう) 白虎湯 (びゃっことう)
軟膏
神仙太乙膏(しんせんたいつこう)・紫雲膏(しうんこう)・中黄膏(ちゅうおうこう)
煎じ薬とエキス剤との形態上の違い
黄連解毒湯(おうれんげどくとう)は、黄連(オウレン)、黄ごん(オウゴン)、黄柏(オウバク)、山梔子(サンシシ)で構成され、熱や炎症を鎮める漢方薬です。それぞれの構成薬草を煎じて飲む煎じ薬と、粉末状にして煎じる必要のないエキス剤があります。

左:煎じ薬(黄ごん・黄連・山梔子・黄柏)
右:エキス剤
    お送りする煎じ薬・エキス剤  
         煎じ薬の中身と外観

左は煎じ薬の中身(生薬)の一例
右は左の生薬を煎じ用の袋に詰めたものでこの形でお送りします。
この袋のまま600〜800mlの水に入れ30分ほど弱火で煮だします。

煮だした液体を2〜3等分して食前などの空腹時に服用します。

価格:一日分648円(税込み)
 
         エキス剤の中身と外観

左はエキス剤の中身の一例
右はエキス剤を袋状のグラシン紙に入れたもので一回に服用する量になります。この形でお送りします。

一日に2〜3回(2〜3袋)空腹時に服用します。

価格:一日分648円(税込み)
 
塗布薬の例
神仙太乙膏(シンセンタイツコウ)

7種類の成分、当帰(トウキ)、桂皮(ケイヒ)、大黄(ダイオウ)、芍薬(シャクヤク)、地黄(ジオウ)、玄参(ゲンジン)、白止(ビャクシ)を胡麻油で抽出し、蜜蝋(ミツロウ)で固めたものです。
「効能」:かゆみ、軽いとこずれ、切り傷、虫刺され、やけど
価格:1836円(20g入り・税込み)

特徴:保湿と共に痒みが軽減されます。



一般名は紫雲膏(シウンコウ)、商品名はジュンキコウです。
上のタイツコウ軟膏は黄色ですが、これは赤色をしています。塗ってのばした後は
赤色は分かりません。
5種類の成分、ゴマ油、当帰、紫根、ミツロウ、豚脂から成っています。
「適応症」しもやけ、魚の目、あせも、外傷、火傷、肛門裂傷、かぶれ、ひび、あかぎれ、痔核による疼痛

価格:30g:1080円(税込み)、50g:1620円(税込み)、500g:10800円(税込み)

特徴:塗布した時、のびがよく保湿に向いています。
アトピーが軽減してから服用すると良い漢方薬(医薬品)
松寿仙(しょうじゅせん)には、赤松葉エキス、ニンジンエキス、クマザサ葉葉緑素液成分が液体として入っています。
効能効果:次の場合の滋養強壮
虚弱体質、肉体疲労、病中病後、胃腸虚弱、食欲不振

価格:3本入り:5724円(税込み)、12本入り:21600円(税込み)
浴剤
絹のしずく風呂」小太郎漢方製薬(株)

絹の成分セリシンとハトムギ油が保湿をします。お風呂に入れる前は透明な液体ですが、
お風呂に入れると白濁します。

価格:500mL(約27日分)1944円(税込み)
浴剤
生薬「ウチダの浴剤」(株)ウチダ和漢薬

8種類の生薬から成っています。カンゾウ、ボウイ、コウブシ、トウキ、センキュウ、コウカ、チンピ、マツフジ。

価格:1728円(10袋入り)
煎じ器
ニュ−マイコン
自動煎じ器「文火楽々」 (とろびらんらん) (株)栃本天海堂

煎じ薬と水を入れ時間を設定すると自動で切れます。

容器内で蒸発した水は蓋部分で凝縮し再び液体となり容器内へ戻ってきます。煎じが完了したとき入れた水の量と同じ量の水の量が保たれています。

通常の煎じ方に比べ、臭いも周囲にあまり分散しません。

価格:22680円(税込み)

例7:女性20歳代
この方の場合は症状の変化を時系列に記しています。改善するのには時間がかかりますし、良くなったり悪くなったりしながら改善することをご理解してください。この例は順調に改善している方です。
2006/07中旬 漢方薬(粉)服用開始
首の前側、脇、肘の内側、腕、胴体(わき腹)、おしり、太もも(前側も後ろ側も)、膝下(前側も後ろ側も)、右手の甲(少々)。
膝の後ろ側と背中がたまに出る程度。顔は、目立つ症状は出ていないが、顔全体が赤ら顔で少し熱感がある。
1番ひどいのは、足、おしり、腕。昨年の11月までは上半身(首と背中)にばかり出ていた。たまに肘や膝の内側に出る程度。秋以降、胴体にも出るようになり、最近暑くなってから悪化し、腕と下半身(足やおしり)を中心に湿疹状態
。---[全文・その他の例へ]

以下のご質問等が来ておりますので、ご紹介します。皆様の悩みを共有して下さい。一部省いている箇所もあります。

はじめまして。私はA県在住のBと申します。ホームページ拝見しました。 私はアトピー体質です。長年、手に水泡ができ、なかなか治りません。水泡が出来だしたのは小学生の頃からです。それで、アトピー体質のため、これもアトピー性皮膚炎の一種なのだろうと思い、長いことステロイド剤による治療をしていたのですが瞬間的に良くなるだけで、また出てくる、という現象の繰り返しでした。高校生の頃までこういった治療を続けていました。もう治らないと諦めていたのですが、やはり治したいと思い、今年の春頃から別の皮膚科に行ってみたところ、手の水泡は「掌せき膿泡症」という自己免疫疾患の一種であると診断され、抗ヒスタミン剤の内服薬による治療を受けました。それで、飲み薬を飲んでいる間は水泡が出てこないのですが、やめるととたんに出てきます。 最近こういう状況だったので、---[全文・その他へ]

食事
食事は洋食よりは和食にしましょう。
冷たい飲食物はできるだけ少なくしましょう。
  (体質が改善してくれば冷たいものに対する欲求度は少なくなってきます)
甘いもの・辛いもの・油濃いもの・乳製品(マーガリンも含みます)は控えましょう。
間食も控えましょう。
食事は落ち着いてよく噛んで食べましょう。
生活のリズム
規則正しい生活を送りましょう。
夜更しは止め、睡眠時間は7.5時間は取りましょう。
便通は毎日つけるようにしましょう。
舌には体のいろいろな情報が現れています。下の形・舌の色・舌の表面に生じる苔もその一つです。
    苔は体の「気」の充実度、「熱」・「湿」の状態がわかります。
薄い白い苔が健康体をあらわしています。
     画像は、舌苔の一例です。

健康な状態

黄色い苔
−−−「熱」がこもっている、「湿」が滞っている事
などが考えられる。

厚すぎる白苔、舌の周辺に歯痕も見える。
−−−「湿」が多すぎる、「湿」をさばく能力
の低下などが考えられる。

苔が無い状態、裂溝も見える。
−−−「気」・「陰」が少ない事などが考えられる。
                                  *画像は神戸中医学研究会 編著 「舌診と脈診」からのものです。
  漢方薬を服用してどのような経過で治っていくのか、ステロイドを使っていた場合、使っていなかった場合やリバウンド等のイメージを図にあらわしてみました。皮膚の状態は変動しており一定ではありませんので、折れ線グラフのように表しています。あくまでイメージです[イメージ図へ行く。]
 


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